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ぱわーどすーつ

2021.03.12

CATEGORY日常

いつも呑んでいるワケじゃないんですよ?

 

 日本酒業界にも特有の職業病というものがございまして。

 

 

なになに?「二日酔い」

 

 

なるほど、一般にはそうイメージされると思いますが、ここ最近、そういう事は(自分の身の回りでは)聞くことがありません。

 

当時はそれなりに深酒していた時代もあったように思います。
いいも悪いも、「呑んで取引先の部長や社長とマブダチになって、営業を取ってくる」的な。
しかし、昨今は割とビジネスライクになってきたというか、値段や品質、珍しさ、ネームバリュー、外観デザインといった部分の重要性の方がウエイトが大きいのではないかと思います。

 

また、世の中の流れがガブ呑みする時代から、「量はさほどでもないが、じっくりと味わう」という方向にゆっくりとシフトしていったことも原因でしょう。

 

単純に「売り物の自家消費も、過ぎれば商売にならない」という所もあるかと思いますが(笑)。

そうではなく、多くの酒屋を悩ます、業界特有の職業病とは、

 

 

「腰痛」ではないかと思います。

 

 

 例えば弊社の場合、酒造りをするときは30Kgの米袋が百俵以上届くのはフツーですし、売り物である一升瓶×6本(1ケース)はおおよそ17Kg以上あり、これも瓶詰する際は数十 ~ 数百ケースが動きます。

 

もちろんこれらは一人の人間だけで毎日運ぶものではありませんが、いずれにせよ腰に負担がかかるのは事実。

若ければ or 数が少なければ根性論で押し切る部分もありますが、ある程度年齢が過ぎるとこの腰痛問題というのは決して無視できるものではありません。

 

しかし、だからといって、なかなか具体的な対策を取るのも難しい。

ある程度は仕事をする中で、体の使い方が分かってきたり、人によってはサポーターを巻いたりしますが、「根本の解決に至るわけではない」というのが実情と言えるでしょう。

 

 

 

りぷりーさんの気分を味わえる!?

 

 

 

そんな中、世に出てきた、「パワードスーツ」!

 

建築や農業といった現場で、重いものを軽く持てる or 負担が軽くなるといったもので、数年前から世の中に登場しました。

 

はじめてこのスーツを見た時は「コレだ!」と思いましたが、「まー、50万円とか100万円とかするんだろーなー」と思ったので、いったんは見送っていました。

 

しかし、時が経ち、なんとこんな田舎でもレンタルできることが判明!
ポンと購入するのはためらいが生じますが、「どんなものなのかは使ってみないと分からない!」という事で、さっそく借りてみました!!

 

 

 

 

 今回借りてみたのは、「マッスルスーツ EVERY(ソフトフィット)」という製品。
こちらは「重いものが軽々と持てるようになる」というものではなく、「重いものを持ち上げる際に、その負担を軽減してくれる」といった製品らしい。

 

それではどんな使用感でしょうか?

 

 

 

 

 

 

・・・おおお、中腰がラクだ。

 

 

陸上のクラウチングスタート的な体勢の際、自分の胸と太もも上部につっかえ棒があるような感じで、持ち上げる際に一部、負担軽減がなされるといった質感があります。

 

この製品の場合、電気による駆動ではなく、エアーの圧力と人工筋肉?によって稼働しているので、作業後にバッテリー充電をしなくてもヨイというのは、心理的に大きな安心があります。
また、一度フィッティングを済ませれば、あとは脱着は10秒あればできる、という点もイイですね。

本当にこの製品を買うかどうかは、現場のスタッフが感じる必要性次第なのですが・・・。

 

 

 

 こういった製品で重要なのは、「いらぬ負担は軽減した方がヨイ」という点かと思います。
「重いものをたくさん持ったから、お酒のクオリティが上がる」というものでないのは明白で、むしろ「負わなくていい負担は負わず、そこで浮いた労力は他に費やす」べきではないかと。

 

また、これから少子高齢化で人がより少なくなる中、福利厚生といった部分でこうしたアイテムが重要性を帯びてくるのは間違いありません。

 

 パワードスーツが白馬錦にとって、明日必要になるものか、5年後、10年後に必要になるものかどうかはまだ分かりませんが、いずれにせよ「子供の頃に見た”ぱわーどすーつ”が目の前にある!」状況というのは、単純にワクワクしたひとときでした。