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メンテナンス

2022.06.14

CATEGORY:お酒

 

 今、長野県の木曽地域ではご当地和菓子「朴葉巻き(ほうばまき)」の季節らしく、あまり口にした記憶もないので、日帰りのドライブがてら、買い出しに行ってみました。

 

この「朴葉巻き」は「笹団子」のような和菓子ですが、おモチで作られた団子ではなく、米粉で作られたモノらしく、その風味も相まって、まさに「郷土の味」というものを久々に感じた次第。

ふたつ食べたら夕飯が入らなかったよ・・・。

 

そんなこんなでどんなだ、B.J.コースケですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 さてさて、酒造りの方はひと段落したので、蔵の中では酒粕出荷の準備と並行して、各種のメンテナンスが行われています。

日本酒造りでは大型のタンクや甑(こしき)など「大きな道具」から、500L程のタンクや櫂棒(かいぼう/タンクの中の酒を撹拌する棒)の中型道具、ササラ(主に竹でできたタワシのようなもの)、タンクとホースをつなぐジョイント金具といった「小道具」など、極めて多くの道具を使います。

 

仕込み中ももちろん掃除は行うのですが、細かい部分ですとか、「ちょっとヘコんでしまった部分の修繕」はオフシーズンに行われ、まさに今、蔵の中ではそうした清掃&修繕が行われています。

 

 

 

 

貯蔵タンク場でもこれらの清掃&修繕が行われておりますが、どうしても地下であるが故に湿気が籠りやすいので、暑さの如何にかかわらず、業務用扇風機がフル稼働中となっています。

 

 

 

 

 酒蔵にとって衛生/除菌やら殺菌やらも大きなテーマであり、色々な道具や薬剤でもってこれらの問題に対応するワケなのですが、白馬錦では今回のメンテンナンスより新たに、「オゾン噴水器」が稼働することになりました。

 

オゾン水の効能についてはコチラをご覧頂くとして・・・要するに、しばらくすると水に戻る殺菌と脱臭効果に優れた水・・・といったところでしょうか?

 

デモンストレーションで、汚れた酒瓶を軽く洗った後の状態を確認したのですが、瓶の底についていた酒の匂いが殆ど無くなり、その脱臭効果には本当に驚きました。

 

 

 

そんなこんなで、蔵のメンテナンスを行いながら雪中埋蔵などを販売するという、「白馬錦の夏」が訪れた今日この頃です。

 

 

酒造り