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新しい”純米大吟醸”

2022.05.27

CATEGORYお酒

 

 これまでのブログで「通常ラインナップの白馬錦がリニューアル」「三つの商品が終売し、新たに三つの完全新商品をリリースした」旨をお伝えした。

この「三つの完全新商品」の内、既に「純米」「純米吟醸」酒の中身についてお伝えしたが、今回はいよいよラスト/第三弾となる「純米大吟醸」についてお伝えしたい。

 

 

 

 

 

 

■ 白馬錦 純米大吟醸 ■
 原料米:長野県大町市産美山錦  精米歩合:49%
 アルコール度数:16%  日本酒度:+-0

 

 

 外観は先の「純米」「純米吟醸」を踏襲/色違いのバージョンとなり、黒地に金色を差す、「ド真ん中」な装いになっている。

 

 

 

 

 ちょっと白馬錦に詳しい方であれば、「あれ、白馬錦って既に純米大吟醸、あるんじゃなかったっけ?」と思うかもしれない。
ここで言う「純米大吟醸」、正しくは「純米大吟醸 極酒」という商品で、精米歩合が39%という仕様である。

既存の「純米大吟醸」と、今回の新型「純米大吟醸」の、品質上の違いは精米歩合の違いが最も大きい。

 

 名称  精米歩合  720ml金額(税込) 
(既存)純米大吟醸 極酒  39% 3,667円
(新規)純米大吟醸 49% 2,090円

※.2022年5月現在、どちらの純米大吟醸も発売中です。

 

 

 (本作)純米大吟醸の”狙いどころ”としては、「”ハレの日”とまでは言わずとも、ちょっとイイ時に呑みたい、日常酒のハイエンド品」といった所であろう。
ベースとなる酒米は「長野県大町市産美山錦」が用いられており、ミドルレンジ品ではあるが、しっかりと中身にコストはかけられている(そこを外観でカバーしているわけだ)。

ちなみにこの「長野県大町市産美山錦」、精米歩合が違うだけで、極版と新版で”元は同一”であるという所もポイントだ。

 

時にスーパーなどで見かける「やたらと安い純米大吟醸」は原料米に安いコメを使用してコスト削減に努めている可能性があると思われるが、本作はそうした「ネガティブなからくりが無い」と言う点が、「スペックシートの裏に隠された美点」であると言えよう。

 

それでは味の方に迫ってみたい。

 

 

 

 

 

 今回も常温から二時間ほど、冷蔵庫で冷やした本作の封を切ってみた。
立ち香はさほどでもなく、瓶に鼻を近づけると、甘い香りと麹の香りが濃厚にミックスされた芳香が静かに漂う。

 

 口に含む。するとどうだ、

 

 

とても丸みのある、ふくよかな甘味に思わず驚く。

 

 

 

この丸みが本作最大のポイントであり、特徴であると言っていいだろう。
値段はさほどではないといっても、そこは純米大吟醸。
この「サトウキビで出来たシャボン玉」とでも形容すべき、まぁるく、芳醇なこの甘味は、ロープライスの酒では実際問題として表現できない領域にある。
「極酒」はそのキメの細やかさが特徴的だが、本作は「艶やかな」質感があり、高級感を演出している軸が違うというのも面白いポイントである。

 

口の中で丸みのある甘さが消えると、舌の上をピシピシと刺激する酸味が立ち上る。

 

先の「純米」「純米吟醸」酒とはうって変わって、フルボディ手前ぐらいの味の厚みがある。
白馬錦のラインナップ的には、純米吟醸の無濾過生原酒をカルくしたような味わいに位置している。

さすがに「純米大吟醸 極酒」と比べてしまうと、値段が1.5倍違うこともあり、端々の”精緻さ”といった点では及ぶものではないが、そもそもの”狙いどころ”である、「ちょっとイイ時に呑みたい、日常酒のハイエンド品」というシーンにおいては、しかと、その役目を果たしているといって良いだろう。

 

 

 

 

 

 さて、三回にわたり完全リニューアルを果たした、通常ラインナップの「白馬錦」新商品をお伝えさせて頂いたが、如何だろうか?

 

「純米」は葉物など、あっさりとした肴に合わせるに良い純米酒として、
「純米吟醸」は食事ありきの、香り良いお酒として、
「純米大吟醸」はその豊かな甘みが特徴的な、「ちょっとイイ時のお酒」として、それぞれのシーンでお使い頂けるお酒に仕上がっているのではないかと思う。

 

 

 ここ二年ほど、白馬錦の設備刷新と共に、酒の味わいにも変化が表れてきたが、今回の新リニューアル三品を以て、ひとまず大きな新商品発表はいったん終了となる。

 

以前と比べ、「優しいお酒」という大まかな基礎骨格こそ変化はないが、その質感には大きな違いが出ている。
日本酒にあまり馴染みのない方はもとより、白馬錦フリークの方でも、「そういや、ここ最近、白馬錦呑んだ記憶ないなぁ」という方がいらっしゃったら是非、一度手に取って頂きたい。

 

 

 

 

白馬錦は、変化している。

 

 

 

 

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