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物理的に明るい話

2022.02.18

CATEGORY:日常

 

 

 

 酒蔵は暗い。 物理的に。

 

 

そりゃあそうである。

 

「酒蔵」という訳だから、蔵の中でお酒を造っているのであって、蔵の外で造っているワケじゃない。
ましてや日本酒は光と温度が大敵。
なので、「光が当たりづらい」環境になるのは当然である。

更にタンク等、大きな遮蔽物がある関係上、どうしても影ができやすい・・・という事情もある。

 

 

 また「いつお酒が消費されるか?」もこれに関連する。

 

世の中には諸事情で昼間に酒を飲む人もいるかもしれないが、大多数は夜に酒を飲むのが一般的ではないかと思う。

現在はコロナ禍にあって、なかなか我々メーカーも”外出”できないが、通常であれば、ホテルの宴会場なり飲食店なりで「〇〇の酒を囲む会」と称し、日本酒を提供するイベントがしばしば行われている。
当然のことながらこうしたイベントは夜に行われるものであり、終了するのはおよそ22時頃というケースが大半。
なので、イベント終了後に片づけを終えて、蔵のスタッフが会社 or 自宅にたどり着くのはほぼ24時前後となる。

 

 

 そうなると、余ったお酒やお猪口などの備品を片付けるにあたり、ライトなどの光源が必須となる。
社内の蛍光灯を点けるまでに、スマホなどのライト機能を用いるものアリだが、何せ大掛かりなものを運ぶ関係上、両手が塞がりがちである。

 

 

 

 

■ このヘッドライトは電池一本で駆動するという手軽さもイイ。 ■

 

 

 そこで、ヘッドライトの出番となる。

 

元々アウトドアでの使用を想定しているモノなので、光量/角度ともに良好。
ラフに使ってもOKな点もポイント高しという所があり、数年前からこうしたアイテムを愛用している。

 

また、夜の蔵の中にはどうしても光が届きづらい箇所があったりする。
そういった時に、両手が塞がらないヘッドライトは何かと重宝する。

 

 

 「酒蔵ならではのアイテム」っていうのは数多くあると思うが、「時に酒蔵ではこんなアイテムも使われているんですよー」という物理的に明るい話でした。マル。

 

 

酒造り