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白馬錦の”辛口”事情

2020.12.05

CATEGORYお酒

 どうも皆さんコンニチワ、白馬錦でブログ等を担当しております、B.J.コースケです。
よく「B.J.ってナニ?」と言われますが、「ブログ・ジョッキー」の略でございまして、いわゆる「DJ/ディスクジョッキー」のブログ版であるとお考えいただければコレ幸い。
 そんなこんなで、自分がブログに出てくるのも久方ぶりなんですが、白馬錦WEB・大リニューアルのこの機に、改めてよろしくお願いします。

 

肝 話 休 題。

 

 さてさて、ちょいとひと月ほど前の話ですが、白馬錦から完全新作となります「超辛口・黒ラベル」(普通酒)というお酒がリリースされました!

 

■ 超辛口・黒ラベル ■
 日本酒度:+12 / 酸度:1.1 / アミノ酸度:1
 アルコール度:14.9% / 酵母:901号
 使用米:長野県大町市産 美山錦・トドロキワセ
 精米歩合:70%

 

 

 白馬錦は「飲み飽きしない、味のある、柔らかいお酒」が基調と言えるお酒ですが、そうは言っても辛口のお酒をお求めになるお客様が多いのもまた事実。

この度、そうした辛口のお酒を求めるお客様からのリクエストにお応えすべく、ハッキリと辛口であることが分かるように、日本酒度が「プラス12」という、白馬錦としてはかなり思い切った酒質設計で「日常的に飲める辛口の普通酒」をリリースした次第です。

 「辛口のお酒」と言いますと、何だか「口から火が出てしまいそうなお酒」・・・すなわち「アルコール感が強く出ている」タイプの辛口酒を連想させますが、白馬錦の「超辛口」は「甘さを感じないから、辛口酒」とでも言いましょうか、「お酒の中に含まれている糖質分が通常よりも少ない」という質感のお酒です。
ですので、酒の肴と一緒に召し上がって頂くと、ちょうど「酒と料理の重さ」のバランスが取れますので、より杯のススむお酒になっているのではないかと思います。

 何かと外ではお酒を飲みづらくなっている昨今、おつまみと共に家呑みをされるユーザーには是非!お試し頂きたい逸品となっております。

 



 

 さてさて、この「超辛口」ですが、白馬錦的には色々と思うところのある商品でございまして。
と言うのも、2020年10月の段階で、「白馬錦の辛口なお酒」と言えば、実質、一銘柄しか商品が存在しないからです。
普通酒や「雪中埋蔵」などではそれなりに知名度もある部分もありますが、「辛口の酒」という点においては、白馬錦はちょっと弱い蔵であるというのが正直なトコロ。

では、白馬錦の歴史上、数少ない辛口の商品にはどんな歴史があったのでしょうか?

 今から約40年前の白馬村には「姫川醸造」という造り酒屋があり、そこでは「白馬正宗」という銘柄が売られておりました。

しかし、当時の政府は酒造近代化に向けて、酒蔵の統廃合を推し進めており、そうした流れの中で、「白馬錦/薄井商店」と「姫川醸造」は事業を統合。
統合後は「薄井商店」に姫川醸造のスタッフが薄井商店に在籍していた時代もあったと言います。
そんな時代に白馬錦からリリースされた「白馬正宗」は辛口の普通酒として、最盛期はおおよそ年間4,000本程が出荷されたようです。

 

 

■Fig.1 
 当時白馬錦のパンフレットより。中央黄金色のラベルが旧”白馬正宗”。
 まさに当時を感じさせるデザインだ。
 その右、緑のワインボトルにも注目。

 

 

今では考えられませんが、お酒の甘い/辛いを示す日本酒度の平均が当時マイナス2の時代にあって、本「白馬正宗」はプラス5のお酒ですので、それなりの辛口酒となります。

しかし、この白馬正宗は次第に出荷数量が鈍化。
途中、コースケの手によりラベルのリニューアルが施されました(!)が、平成の終わりと共に終売となります。

 

 

■Fig.2
 コースケの手によるラベルデザイン、二つの内の一つがこの”白馬正宗”である。

 

 

■Fig.3
 ラベル拡大。やや右手、軸をずらした格子状の枠にご注目。

 

 

およそ2010年頃には「純米辛口原酒 氷筍酒」という、プラス7の辛口酒もリリースされましたが、こちらは720mlで1,500円(税別/2020年12月現在)というプライスなので、「白馬正宗」の普通酒とは少し趣が異なります。

そうした事情もあり、「白馬錦の辛口酒!」というと、「ン?白馬錦って、辛口の酒あったっけ?」と疑問に持たれるユーザーがいらっしゃるのも無理らしからぬ事と言えるでしょう。

 ですので今回、プラス12という数値を引っ提げ、普通酒グレードとして「超辛口」をリリースしたことは、白馬錦の商品ラインナップ上、とても珍しい出来事なのです。
また、プラス12という辛口の酒は少なくとも過去40年間、白馬錦には特別な品も含めて存在しない(社長:談)ので、本「超辛口」がいかに白馬錦的にとても珍しい酒であるという事がご理解頂けるかと思います。

そう、今回の「超辛口」はまさに、40年に一度級の商品カテゴリーをリリースした銘柄であると言えるのですッ!!

 さあ、ここまで聞いたらもう呑んでみるしかない!買うしかない!!
今夜の一杯は「白馬錦の超辛口」にキマリです!!

 

そんなこんなで、ご購入のページは以下のリンクからドゾー!

 

白馬錦 超辛口 1,800ml

白馬錦 超辛口 720ml

白馬錦 超辛口 300ml