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薄井さんチは商店

2021.05.13

CATEGORY日常

企業名には所以が宿る

 

 造り酒屋の企業名って、大体が「銘柄名 + 酒造株式会社」ってパターンが多いんですよ。

あるいは銘柄名そのものが企業名ってケースが多い。

しかし、我らの、我らの白馬錦が作られている会社は「株式会社 薄井商店」なんですね?

 

 

・・・薄井、”商店”

 

 

そうです、薄井さんチは「白馬錦酒造株式会社」ではなく、「株式会社 薄井商店」なのですよ!

 

何で「商店」かって?

 

単純に薄井商店は昔、「商店だったから」でございまして、ええ。

 

 

 

 

こちらは社長室に飾られている、当時の写真ですが・・・中央部を拡大すると、

 

 

 

 

「肥料、食塩、石油、油類、焼酎、ルービ、ビール」とあります。

そうです、薄井商店は薄井で商店だったのです!(意味不明)

 

 

 当時の薄井商店には別に「清酒製造部門」があり、アレコレと時代の流れで塩や油の商売を辞めていったが、お酒の製造だけは残した・・・というのが、現在の薄井商店というワケなのです。

 

写真中にはありませんが、薄井商店では塩や油以外にも「お漬物の製造・販売」も行っていました。
このあたり、ちょっと前にお酒と漬物のセット商品を販売させて頂きましたので、その時にご存じになった方もいらっしゃるかと思います。

 

 

 

 

現在の薄井商店・事務所入り口に掲げられている看板にも当時の名残が見て取れますし、

 

 

 

またお漬物を容器に詰め込んでいた建物も今なお、敷地内に存在します。
こちらは現在、備品置き場になっておりますけれども。

 

 

 

日本文化は時間の流れがゆっくりだと思う

 

 で、先日ですね、蔵の中の掃除を行っていたら、当時の漬物を包んでいた包装紙が出てきまして。

 

 

 

 

キャー!なつかしー!!

 

 

どうですが、このブッチギリのレトロ感!
手彫り?手書き?で書かれたこの図案。今では考えられませんが、本当にごくわずかに色ズレっぽいところが見受けられますが、このアナログ感がまたイイ!
昔の田舎の土産物って、こーゆー土着感があふれていたと思うんですが、この「陰翳礼讃(いんえいらいさん)な感じ」って、逆に今だと貴重だと思うんですヨ。

 

 結構な量の包装紙が見つかったので、さすがに捨てるのは勿体ない・・・ということで、現在はお客様へお届けする商品の梱包材や緩衝材として使用しております。
また通販などで商品を購入した際などにご覧になって頂き、混じりっ気なし、純度1,000%当時の雰囲気をお楽しみ頂ければと思います。

 

※・・・必ずこの包装紙を使用するとは限りません。あしからず。