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鮮度レア

2022.01.27

CATEGORYお酒

 世に流れるさまざまな商品には時に「プレミアム」とか「レア」とか言われる言葉が冠せられる。
通常では販売されない、何か特殊/特別な要素が盛り込まれ、基本的にその生産量は少ない。

 

人は時にその特別感に惹かれ、限定品を購入するために雪の降る中、僅かな小遣いをかき集めた財布を握り締めつつ、東京は東西線の電車に揺られながらアキハバラに赴き、輸入専門店の暖簾をくぐり、ただでさえ入荷量が少ない海外版の限定新作ゲームソフトを買い求めるのである。

 

 

 

・・・いったい俺は何の話をしてるんだ?

 

 

 

 違う違う、そうじゃない。
「レアなお酒」の話だ。

 

 

 白馬錦にも当然、プレミアムでレアな商品は幾つか存在する。
「秋熟」のように販売期間が季節単位のものや、「月波」や「黒菱」のように、販売エリアが限られているものは、「ゆるい限定品」と言えるだろう。

 

 WEBには掲載されていない限定流通品や、パッと見には通常品だが、実は火入れの有無が違うもの・・・といったものがあったりする。
中にはごく稀に「超絶高額商品を作って欲しい」と、十万円オーバーのお話を頂くこともある。

 

 これまで、コースケも多くのレアな商品が出荷される瞬間に立ち会ってきた。

そんなレアな商品中でも、コースケが「レアだな」と強く思う商品がある。

 

 

 

 

「純米吟醸 初午寒搾り」がソレである。

 

 

 

 では、「初午寒搾り」の一体何がレアなのか?

 

 原料米か?
原料米は地元契約農家の酒米を100%使用しているので品質は素晴らしいのだが、しかし、他の通常商品にも地元契約米を使用しているので、極端にレアというワケではない。

 

 

 酒質(等級)か?
いわゆる精米歩合は「純米吟醸」なので、トップグレードというものではない。

 

 

 では製造数か?
確かに予約限定製造なので、数が少ない事には間違いないが、予約さえすれば基本的には手に入るものなので、重要なのはソコじゃない。

 

 

 では、値段か?
こちら1,650円(720ml/税込)でございます。

 

 

・・・それならば、「初午寒搾り」のならではのレアとは、いったい何なのか?

 

 

 

 

「時間」である。

 

 

 

 

 

 

 いわゆる蔵見学をされる方が蔵元に期待する事の一つと言うのは、「チョロチョロと滴り落ちる、今できたばかりの酒をすくって飲んでみたい」というのがあるのではないだろうか?

 

ヨソのお蔵さんの事情はさておき、少なくとも白馬錦で「できた瞬間のお酒を飲める」機会はまず無い。

「冬は基本、酒造り最優先なので見学のご依頼はお断りさせて頂いている」のと、「夏場は酒を作っていないから」というのがその理由だ。

 

厳密な意味で、言葉通りの「できたて」の酒を口にできるのは実質、蔵人だけである。

 

だが、この「初午寒搾り」は流通上/物理上可能な限り、「できたて」を口にできる唯一のお酒である。
初午の日に該当する当日の夜中から早朝にかけて、搾ったばかりの純米吟醸酒を即座に瓶詰めし、そのまま即出荷体制に入るのはこの「初午寒搾り」だけである。

 

 地元大町の方ならば、搾ってから半日以内に口にできることもあるだろう。

封を切れば、立ち上る吟醸香が鼻孔をくすぐり、杯を傾ければ芳醇な旨味が口いっぱいに広がる「初午寒搾り」。

 

 

 

 

そうだ、「時間」なのだ。

 

 

 

 

容器が特殊仕様であろうと、値段が十万円を超えるものであろうと、精米歩合が30%代であろうと、「できたてのお酒が口にできるまでの時間が最も短い」のはこの「初午寒搾り」だけである。

 

 

 

 

一日だけの限定出荷となる、本商品の予約は2月1日まで予約受付中。

 

 

この「レアな時間(とき)」を味わう事ができるのは・・・今だけ!

 

 

 

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