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山と水と白い馬

2023.04.24

CATEGORY:日本酒のこと

まもなくG.W.ですね!すでに計画を立てられている方も多いかと思いますがいかがでしょうか?

私のG.W.は家中を掃除することが多く(笑)、勝手に掃除祭りと呼んでいます。すっきり整った家で、早めにお酒を楽しむのが結構幸せだったりします。

まだ計画中という方は、長野県大町市はとても自然が美しい場所ですので、候補に入れていただけたら!と思います。

 

 

さて、蔵のある大町市ですが、北アルプスの麓、標高700m余りに位置しており、写真のように山々や田園風景が美しく、そして本当に水がキレイです。水の綺麗さについてはぜひこちらで紹介しています。

大町の水のこと | 【白馬錦】醸造元 株式会社薄井商店 (hakubanishiki.co.jp)

 

私たちは、信濃大町の契約栽培米と北アルプスの清冽な水、恵まれた自然環境のもとで酒造りをしており、「山と、水と、ともに生きる」を会社のコンセプトにしています。

実はこれ、ロゴにもきちんと反映させていただいているのです!!白い馬は、わたしたち。その上には山、下には水を表しています。さて、水の波紋の数ですが何本あるでしょうか?

 

 

答えは、5本です!これは「酒の五味」も表しています。
古くから『酒に五味あり』といわれており、甘味、酸味、辛味、苦味、渋味のことです。
甘味は、日本酒は米が原料なので、甘みを感じやすいですよね。酸味は、発酵するときに生まれる有機酸(コハク酸、乳酸、リンゴ酸など)に由来するのですが、酸味のバランスによって飲んだときに甘い辛いという感じ方になります。辛味は、アルコール度数が強いと、辛口!と感じやすいですね。苦味は、舌に多少の刺激がある感覚です。日本酒のほどよい苦味は、味わいに厚みをもたせます。渋味は、「辛味」と感覚的には近いですね。酸とアルコールが強いと、渋味を感じやすくなります。

 

白馬錦の味わいは、水の美しさを堪能でき、酒の五味のバランスが非常に良いお酒です。多くの種類がありますので、ぜひお好みの味わいを見つけてみてくださいね。
その際は、山と水と白い馬のロゴもじっくりご覧ください!

 

【公式】白馬錦オンラインショップ |長野県大町市の酒蔵 |薄井商店 (stores.jp)

 

writing by :石﨑やよい

酒造り