お酒の味、酒器で激変!
2023.03.14
CATEGORY:日本酒のこと
いよいよ春到来!メディアでも桜開花のニュースをよく目にするようになりましたね。
コロナも落ち着きを見せており、マスクも個人判断ということで、久しぶりのお花見を計画されている方も多いのではないでしょうか。
各酒蔵からの新酒も続々登場したり、各地で日本酒のイベントが開催されたり、と日本酒業界もにぎわっています。
日本酒大好きという方も、日本酒飲み始めたばかりという方も、日本酒をより!美味しく飲む方法って考えたことはありますか?
全国の酒蔵のお酒、美味しいものばかりなので、そんなこと考えなくても良いではないか!?というお声も聞こえてきそうですが・・・。
今回はあえて、そのお酒をさらに美味しく飲む!を追求したいと思います!
その方法として、いくつか方法があります。まず、①温度を変化させる、です。
冷やしたり、温めたりして飲む方法です。温度を変えると風味が大きく変わります。この話を始めると、長くなるので(笑)これは別の機会に!
2つ目に、②酒器を変える、つまり飲む器を変える、です。ズボラな私はこちらの方が向いています(笑)温めてお酒を飲むのは好きなのですが、、お湯を沸かしたり・・少し手間ですよね。
ということで、飲む器を変えて味わいが変わる!本日は、この検証結果をお伝えしたいと思います。
今回用意したのは、「白馬錦純米酒」。このお酒は、優しい口当たりで旨味ある純米酒、温度も常温、冷、ぬる燗、と万能。そのお酒を、「広口のグラス」「広口の塗焼き物」「広口の素焼き」の3つで飲んでみました。今回は常温でいただきました。
結果、香りはもともとほのかに香るお酒、どれも広口の酒器なのでさほど変化はありませんでした。ただ味わいは全然違います!
A. 広口のグラス:口当たりは優しいが、口に含んだときにお米の旨味が全体に広がる感じ。舌に乗ったときに少しアルコール感を感じる。
B. 広口の塗焼き物:若干Aと似ている。ただ、グラスよりも飲む縁が太い分、口当たりはAよりもまろやかな感じ。
C. 広口の素焼き:口当たりがB,C,と全く別で、角がとれて丸みがある感じ。お酒自体が柔らかくなった印象。アルコール感もなくなり、純米の米の旨味をより感じることができる。
という結果でした!個人的には「素焼き」推しです。
ただ、そのときに合わせるお料理などによっては、AやCの「グラス」や「塗焼き物」も良いと思いました。
今回は「純米酒」での検証でしたが、香りが華やかな「吟醸酒」は「ワイングラス」や「狭口のおちょこ」などもおすすめです。その方が、グラスが香を包み込んでくれるので、より香を楽しめます。
一度にたくさんの酒器をもつのは大変なので、まずはお持ちの酒器でぜひお試しください!きっと面白い発見があると思いますよ。
もちろん白馬錦もいくつかロゴ付の酒器をご用意しております!ぜひお酒とセットでご検討ください♪
■清酒グラス「白馬錦」ロゴ入 ¥250 税込
■中清燗盃「白馬錦」ロゴ入 ¥200 税込
■蛇の目2.5勺盃「白馬錦」ロゴ入 ¥200 税込
writing by :石﨑やよい
