春の山菜採り
2023.05.12
CATEGORY:日常のこと
GWがあっという間に終わりり、お疲れがたまっている方も多いのではないでしょうか。
さて、毎年春になると山菜(こごみ)採りに行くのですが、暖かい日が続いていたので少し早めに行ってきました。自然の中で、鳥の鳴き声や川のせせらぎを聞きながら、山菜を採れるなんて幸せだな~なんてことを思いながら、夢中になって採りました。
こごみは3月~5月が旬の山菜の1つで、正式な名称を「クサソテツ」と言います。
コウヤワラビ科の多年生シダの一種で、水はけのよい湿気がある場所を好んで野山に自生しています。
若芽のことを「コゴミ」と言うそうで、写真のように小さなものを摘みます。
摘んだ後は、ゴミを取り除きつつ大きさ別に分けます。
調理する際、大きさがそろっている方が、火の通り具合が均一になるからです。
こごみは、アクがほとんどなく食べやすいのが特徴で、おひたし・和え物・天ぷらなどに使われることが多いですね。今まで何気なく食べていたので、“よみもの”を書くにあたりちょっと調べてみました。
こごみは栄養素が豊富な山菜として知られ、特に不溶性食物繊維が豊富で腸の動きを活発にさせる働きがあり便秘に効果があるそう。さらに抗酸化作用があり心筋梗塞などの生活習慣病を予防するβカロテン、カルシウムを骨に定着させる働きがあるビタミンK、強い抗酸化作用があるビタミンEなどが含まれいるそうです。
なんとスーパーフードだったのです!!
茹でたこごみはしっかり水気を切り、小分けにして冷凍しました。
少しずつ色々な食べ方で楽しんでいこうと思います。
都会では手に入りにくかったり、お値段がとっても高かったりと気軽に食べられないと思います。
ぜひ来年は、山菜の季節に信州へお出かけください。
written by :薄井真弓
