熱燗のために造られたお酒です。
長野県小谷村にある「道の駅おたり」様より「地域色のあるオリジナルの日本酒が欲しい」というご相談をいただき、白馬錦酒造が新しい商品開発に協力させていただく事になりました。
道の駅おたり様は、いくつかのオリジナル日本酒を企画・販売しておられ、いずれも冷がおすすめの純米吟醸酒。そこで、初めて熱燗のためのお酒を作ることになりました。
長野県の北の端、新潟県との県界にあり、冬は深い雪に閉ざれる信州小谷村では、江戸時代より男衆達が冬の仕事ととして、松本・木曽・長野・伊那と信州各地の蔵元に出掛け、冬の始まりから田植えが始まる頃まで酒造りにあたり、家族の暮らしを支えました。さらに酒造りの技を磨き、頭になった杜氏は何人かの弟子をつれて蔵元に出向き酒造りをしました。これが小谷杜氏の始まりです。
そんな酒造り文化のある小谷村は、夏でも冬でもお燗で乾杯するほどお燗好き。
そこで、村内の飲食業・宿泊業のおもてなしスタイルや、ふるさと納税の返礼品などに『お燗』の特色をプラスし、観光活性や小谷村の関係人口を増加させる『熱燗プロジェクト』にチャレンジすることになりました。
2020年11月
熱燗の唎酒会を開催し、熱燗の愛好者や、あまり馴染みのない若い女性、そして在住外国人の意見を参考に、熱燗で旨い酒の企画をスタート。
2020年春
若手営農家が集い設立した株式会社小谷村百姓七人衆が酒米「ひとごこち」の栽培を開始。
2021年1月
小谷杜氏の技を受け継ぐ松浦杜氏率いる白馬錦蔵人たちが醸造。
2021年10月
お酒の仕上がり具合をみながらついに、『月波』として発売スタート。
月波は「つきなみ」、特別の裏返し、常日頃楽しんでいただけるお酒を夢見、北アルプス山間の雲海に漂う鯨のごとく心地よい酔い心地を目指し、純米酒を「月波ノ月」、普通酒は「月波ノ波」と命名されました。
ラベルデザインはイラストレーター「西 淑(nishi shuku)」さんの手によるもの。
シュール&キュートな絵柄でありながら、柔和さと哀愁が漂う、なんとも癒されるデザインです。
「月波ノ月」はまろやかですっきりとした純米酒。
「月波ノ波」は、きりりとしたキレのある辛口の普通酒。
お燗で良く、さらに常温で飲み良いお酒です。
味わいについて白馬錦ブログで、お燗についてはこちらで詳しくご紹介しています。
■月波ノ波(普通酒 )
1,800ml:1,980円 / 720ml:990円 (税込)
■月波ノ月(純米酒 )
1,800ml:2,860円 / 720ml:1,430円 (税込)
※純米酒のお買い求めはこちら。
<販売店>
■石川商店
伊藤家の晩酌でご紹介いただきました!▼▼▼
~『伊藤家の晩酌』第二十八夜1本目~
味わいマップ
おすすめの飲み方
熱燗 | ◎ |
---|---|
ぬる燗 | ◎ |
常温 | ◎ |
冷や | |
ロック |